高校進路デスク

都立高校の転学・編入学の日程・応募資格・提出書類・入学考査料

東京都教育委員会の案内(2026年6月23日更新)をもとに、都立高校の転学・編入学募集の条件を整理します。

机と椅子が並ぶ教室

いまの高校から都立高校へ移る、いわゆる転校は、東京都の案内では「転学」と呼ばれています。東京都の都立高校は、転学・編入学の募集を年に3回、学期ごとに行っています。このページでは、応募資格・提出書類・入学考査料・複数校への出願の条件を並べます。東京都だけの仕組みで、他の道府県とは違います。

年3回の募集日程

都立高校の転学・編入学募集の大まかな日程
第一学期募集第二学期募集第三学期募集
対象転学および編入学転学のみ転学のみ
募集状況の発表2月中旬6月下旬11月上旬
入学願書の受付3月中旬8月上旬12月上旬
検査日3月中旬8月上旬12月上旬
入学の時期学年の初め第二学期の初め第三学期の初め

海外から帰国する生徒を対象にした第二学期募集は、募集状況の発表が5月下旬、入学願書の受付と検査が7月上旬です。募集する高校・募集人員・検査内容は、募集ごとに事前に東京都教育委員会のホームページで発表され、応募人員や合格人員などの実施結果も同じホームページで公表されています。

出典: 東京都教育委員会「都立高等学校の転学・編入学について」(2026-10-09確認)

転学と編入学の違い

課程・学科をまたぐ転学ができる時期

応募資格(住所の条件)

募集区分には、区分1(転勤等による都外からの一家転住者)と区分2(一般)があります。

保護者の要件に当てはまらない場合の「特別の事情」として認められる事情と必要書類は、東京都教育委員会の案内ページの別紙1に定められています。この別紙の内容はここでは整理していないので、該当しそうな場合は案内ページの別紙1を確認してください。

出願の前に、単位の照合が必要です

転学・編入学募集は、どの学校にでも出願できるわけではありません。志願先の都立高校が、転学前に修得した単位と自校のカリキュラムを照合し、転学後に卒業に必要な単位を修得できるかを確認します。志願先の校長が修得できると認めた場合に、その学校の募集へ出願できます。この照合は出願前に行うものとされているため、志願先の都立高校へ早めに依頼するよう案内されています。単位の引継ぎのうち法令で決まっている範囲は、法令が決めていることにあります。

提出書類

転学照会書は現在の学校の校長が発行する書類なので、転学の手続きはいまの学校から始まります。

入学考査料と学力検査

都立高校の転学・編入学募集の入学考査料
課程入学考査料
全日制2,200円
定時制・通信制950円

学力検査の科目などは各学校で定めますが、原則として国語・数学・英語と面接です。検査は各都立高校が独自に作成した問題で行われます。過去の検査問題は志願先の都立高校に問い合わせる形で、応募者がいなくて検査を実施しなかった場合などは配布できないことがあります。

複数の高校への出願

学力検査などの日程は高校ごとに異なるため、最初に合格した高校へ転学・編入学する(それ以降の受検は辞退する)ことを条件に、複数の高校へ出願できます。

相談先

東京都教育委員会の案内では、在学している高校の先生のほか、都立高校入試相談コーナーと東京都教育相談センター(高校進級・進路・入学相談)が、転学・編入学募集についての相談窓口として挙げられています。連絡先と受付時間は、案内ページで確認してください。

このページの範囲。個別の事情で出願できるか・合格できるかは判断しません。その年度の募集校・募集人員・日程は、東京都教育委員会のホームページの発表が正です。他の都道府県の公表状況は都道府県別の公開状況で確認できます。

よくある質問

欠員がなくても、転入学できますか

都のページには、欠員の有無を転学・編入学の条件とする記載は見当たりませんでした(公式ページに記載なし)。出願できる条件としては、志願先の都立高校長が、転学後に卒業に必要な単位の履修・修得が可能と認めることを挙げています。

出典: 都立高等学校の転学・編入学について(2026-10-07確認)

学校ごとの転入学の受入れ状況の一覧はありますか

都のページには、学校ごとの受入れ状況の一覧そのものは載っていません(公式ページに記載なし)。ただし、募集する高校や募集人員などは学期ごとの募集の前に発表し、東京都教育委員会のホームページに掲載するとしています。実施結果(応募人員・合格人員など)も同じホームページで公表しています。

出典: 都立高等学校の転学・編入学について(2026-10-07確認)

最初の問い合わせ先はどこですか

都のページは、転学・編入学に関することを、学校の先生、または「都立高校入試相談コーナー」「東京都教育相談センター(高校進級・進路・入学相談)」に問い合わせるよう案内しています。このページ自体の担当は、教育庁都立学校教育部高等学校教育課入学選抜担当と記されています。

出典: 都立高等学校の転学・編入学について(2026-10-07確認)

転学とあわせて確認されやすいこと

読む順番の目安: まず受付の時期で期限を確かめ、次に学費の支援を見て、そのうえで手続きの順番を読むと動きやすくなります。続けるか迷う場合は、休学・退学の違いを先に読んでください。

状況別の入口:事情から解説ページへ進む