高校進路デスク

公立高校の転入学・編入学の公表状況と中途退学の統計

県名から探せる47都道府県の公表状況(学校別の一覧・時期のみ・各校へ確認・別システム・確認できずの5区分)、法令の要件、中途退学の公的データを、出典つきで並べています。

机と椅子が並ぶ教室

編入できる高校を学校ごとに公式に示した一覧を公表しているのは、2026-09-13の確認で6県です。県ごとの公表状況は47都道府県の一覧の表で、学校別の一覧を出す県の比べ方は学校別の一覧を公表する県の比較で読めます。一覧がない県は、在籍校の担任か教務を通して、移りたい高校か県教育委員会に問い合わせます。

自分の県の型の見つけ方:県名、公開の形、次に読むページ

  1. 1. 県名を探す47都道府県の一覧から、在籍している県(転居先の県)を開きます。都道府県の一覧
  2. 2. 公開の形を見る県が公表している内容は、学校別の一覧・時期のみ・各校へ確認・別システム・確認できず、のどれかに分けています。形ごとの次に見る場所
  3. 3. 次に読むページへ進む時期、続けるか、お金、手続きの順番の順に確かめます。
状況から読むページ
いまの状況読むページ
県をまたいで引っ越す(急な転居)県をまたぐ転居の転入学
元の県と移る先の県で見る順番と問い合わせ先
病気などで長く休む長く休むときの休学・就学支援金・転学
休学の条文と、病気療養中の生徒についての文部科学省の通知
病気療養・不登校の遠隔授業と単位
いじめを理由に移りたいいじめを理由に高校を移るとき
いじめ防止対策推進法とガイドラインの要点
外国から帰国した・外国へ留学する帰国した生徒の編入学/外国への留学と単位認定
文部科学省の通知と8都府県の出願資格、施行規則第93条
外国籍で、支援金の対象かわからない就学支援金の対象になる国籍・在留資格
対象外になったときの学び直し支援金の区分
家計が急に変わった年度の途中で家計が急変した場合の奨学給付金
通常の給付とは別に申請できる仕組み
お金が不安就学支援金・学び直し支援金・奨学給付金の違い
3つの判断ごとの確認事項(公的な根拠のあるページへ)
判断最初に開くページ次に確認すること
続ける学校ごとの規則で決まること(出席の扱いなど)
  1. 休学できる期間の上限(県の規則の違い)
  2. 長く休むときの休学・就学支援金・転学(法令の条文)
移る最初の窓口(いまの学校)
  1. 自分の県で何が公表されているかと受付時期
  2. 手続きの順番と提出書類
やめる休学と退学の違い
  1. 退学後に戻る道と期限の書き方
  2. 学び直し支援金(お金の確認)

いま起きていること

文部科学省の令和6年度の調査によると、高等学校の中途退学者は44,571人、在籍者に占める割合は1.4%でした。前年度(46,238人・1.5%)より減っています。

出典: 文部科学省 令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果概要(2026-10-09確認)。

不登校になった生徒のうち、中途退学に至ったのは15.6%、原級留置(留年)になったのは4.4%です。残りはそのどちらにもなっていません。

全国と都道府県別の数字は高校の中途退学者数と中途退学率にまとめています。

やめた理由として挙げられているもの

中途退学の事由別(令和6年度・中途退学者1人につき主たる理由を一つ選択したもの)
事由人数割合
進路変更18,505人41.5%
学校生活・学業不適応15,618人35.0%
学業不振2,814人6.3%
その他2,474人5.6%
病気・けが・死亡1,799人4.0%
問題行動等1,506人3.4%
家庭の事情1,306人2.9%
経済的理由549人1.2%

このサイトが並べているもの

2026-09-13に、47都道府県すべての教育委員会のページを開いて、公立高校の転入学・編入学について何が公表されているかを確認しました。公開の仕方は大きく分かれていました。

公立高校の転入学・編入学に関する情報公開の形(47都道府県・2026-09-13確認)
形都道府県数
学校別の一覧まで公表6
時期のみ公表11
各校へ確認16
別システムへ1
確認できず13

「全国の空き状況が分かる」サイトではありません。学校ごとの受入れ状況を公表しているのは6県だけで、専用の案内そのものを確認できなかった県も13あります。公表されていないものを、こちらで補って書くことはしません。

このサイトが示すのは、自分の県では何がどこまで分かるのかと、その先はどこに聞けばよいのかです。

編入できる高校は県で違う:学校別の一覧・時期のみ・各校へ確認

編入できる高校を学校ごとに公式に示しているのは、学校別の一覧を公表する6県だけです。11県は実施の時期までを公表し、16県は受入れの有無を各校へ確認する案内です。自分の県がどれかは47都道府県の一覧で、学校別の一覧を出す県の比べ方は学校別の一覧を公表する県の比較で読めます。

学校別の一覧を公表する県のページは、宮城県・富山県・静岡県・奈良県・山口県・香川県です。

よくある質問

転入学と編入学は何が違いますか

宮城県の手引きでは、転入学は、いま高校に在籍している生徒が、ほかの高校の相当する学年に学籍を移すことです。編入学は、海外から帰国した人や高校を中途退学した人などが、1年生の当初の入学時期以外に、または2年生以上の学年に入ることです。用語の分け方は県で少しずつ違うため、移りたい県の資料の言葉で確かめてください。宮城県の転入学、福島県の転入学・編入学で詳しく読めます。

出典: 宮城県「令和8年度宮城県公立高等学校転入学等の手引」(2026-10-05確認)

空きがなければ、移ることはできませんか

県によって書き方が違います。福島県は、転入学が認められる条件の1つに「希望する高等学校に、定員上の余地があること」を挙げています。長野県は、「欠員の有無にかかわらず、教育上支障がない限り、入学を認めるようにしています」と書いています。自分の県の案内を、そのまま読んでください。福島県のページと長野県のページで整理しています。

出典: 福島県教育庁高校教育課「福島県立高等学校への転入学・編入学について」(PDF)/長野県「長野県内の公立高校への転校について」(2026-10-05確認)

移りたい高校に、直接申し込めばよいですか

法令では、転学を志望する生徒がいるとき、書類を転学先の校長へ送るのはいまの学校の校長とされています。そのため、最初の相談先は、移りたい高校ではなく、いまの学校の担任か教務です。法令と県の案内で整理しています。

出典: 学校教育法施行規則 第九十二条第一項(e-Gov法令検索)(2026-10-05確認)

編入できる高校の一覧はありますか

全国共通の一覧はありません。公立高校の編入学・転入学は県ごとに扱いが違い、学校別の一覧を公表しているのは6県です。11県は時期のみ、16県は各校へ確認する案内で、学校ごとの受入れ状況は県のページから読み取れません。自分の県の公表の形は47都道府県の一覧で確かめられます。

出典: 47都道府県の公式ページ一覧(各県教育委員会のページ)(2026-09-13確認)

「各校へ確認」の県は、受け入れていないのですか

そういう意味ではありません。「各校へ確認」の16県は、県のページに学校ごとの受入れ状況の一覧がなく、受入れは志願する学校に確かめる形になっている県です。たとえば青森県のページは「青森県内外より、青森県立の高等学校に転入学を希望する場合、在籍校と十分に相談し手続きをすすめてください」と書いています。まず在籍校に相談し、在籍校を通して志願先の学校や県の高校教育課に問い合わせます。青森県のページで整理しています。

出典: 青森県教育委員会「青森県立高等学校の転入学について」(2026-09-13確認)

「時期のみ」の県では、学校ごとの空きは分かりませんか

このサイトの確認では、「時期のみ」の11県は、実施の時期や試験の日程までを公表し、学校ごとの受入れ状況は公表していない県です。たとえば東京都は、転学の機会として学期ごとに募集を実施するとページに書いています。学校ごとの空きは、そのページからは読み取れません。時期が分かったら、在籍校を通して志願先の学校に確かめます。東京都のページで整理しています。

出典: 東京都教育委員会「都立高等学校の転学・編入学について」(2026-09-13確認)

「別システム」の県は、どこを見ればよいですか

「別システム」は、県の教育委員会のページから、学校ごとの情報を載せた別の画面へ案内している県です(1県)。埼玉県は、各学校の転編入学に関する情報(募集の状況、出願期間、試験日など)は「埼玉県公立高校ナビゲーションシステム」内に掲載されていると案内しています。その画面を見たうえで、手続きは在籍校に相談して進めます。埼玉県のページで整理しています。

出典: 埼玉県「公立高等学校転編入学情報」(2026-09-13確認)

「確認できず」の県は、何を頼りに調べればよいですか

「確認できず」の13県は、このサイトが県教育委員会などのページを調べて、転入学・編入学の案内を見つけられなかった県です。制度がないという意味ではありません。読み方と、最初に開く県の担当課のページは、47都道府県の一覧ページのよくある質問と担当課のページの一覧にあります。

出典: このサイトの確認結果(2026-09-13の全県確認と、その後の個別再確認)。各県の担当課のページは一覧から開けます(2026-09-13確認)

このサイトがしないこと