福岡県教育委員会の「転入学を希望する皆様へ」(更新日2026年7月17日)は、公立の小・中学校と公立高校等の転入学をまとめた案内です。このページでは公立高校等の部分から、県立高校の試験日程、2学期制の高校の受入れ時期の違い、定時制(単位制)の日程、試験の内容と出願書類を整理しました。
令和8年度の県立高校の転入学試験の日程(8月21日・12月8日・3月26日ほか)
案内ページによると、転入学試験は基本的に年に3〜4回、8月(2学期制の高校等は9月にも実施)・12月・3月(新1年生は4月)に実施され、原則として全ての高校等で受験できます。転出は、転出先の住居地の高校等を受験する形です。対象は県立高校(定時制課程の単位制を除く)で、令和8年度の日程は次のとおりです。
| 受入れ年度 | 受入れ時期 | 対象学年 | 試験日 |
|---|---|---|---|
| 令和8年度 | 1学期当初または前期当初 | 新2・3年生 | 令和8年3月26日(木曜日) |
| 令和8年度 | 1学期当初または前期当初 | 新1年生 | 令和8年4月2日(木曜日) |
| 令和8年度 | 4月 | 全学年 | 令和8年4月14日(火曜日) |
| 令和8年度 | 2学期当初 | 全学年 | 令和8年8月21日(金曜日) |
| 令和8年度 | 3学期当初 | 全学年 | 令和8年12月8日(火曜日) |
| 令和9年度 | 1学期当初または前期当初 | 新2・3年生 | 令和9年3月25日(木曜日) |
| 令和9年度 | 1学期当初または前期当初 | 新1年生 | 令和9年4月2日(金曜日) |
案内ページには、次の注記があります。
- 保護者の急な転勤等による転入学の志願者には、上の日程にかかわらず、学期の途中で試験を実施する場合がある。志願する高校に問い合わせる。
- 定時制課程(ひびき高等学校、博多青松高等学校、大牟田北高等学校、西田川高等学校を除く)の転入学等試験は、各校が可能な範囲で随時実施する。志願する高校に問い合わせる。
2学期制の高校6校は、3月・8月・9月・12月の試験ごとに受入れ可否が違う
案内ページは、2学期制の高校では受入れできる時期が異なるので注意するよう書き、次の6校を表で示しています。「可」は受入れ可能、「不可」は受入れ不可です。
| 高校 | 3月試験(前期当初の受入れ) | 8月試験(9月受入れ) | 9月試験(後期当初の受入れ) | 12月試験(1月受入れ) |
|---|---|---|---|---|
| 青豊 | 可 | 不可 | 可 | 不可 |
| 福岡魁誠 | 可 | 不可 | 可 | 不可 |
| 福岡中央 | 可 | 可 | 可 | 不可 |
| 修猷館 | 可 | 可 | 可 | 不可 |
| ありあけ新世 | 可 | 不可 | 可 | 不可 |
| 輝翔館中等教育学校(後期課程) | 可 | 不可 | 可 | 不可 |
表から読み取れるのは、6校すべてで12月試験の1月受入れは不可であること、8月試験の9月受入れを「可」としているのは福岡中央と修猷館の2校だけであることです。新1年生の前期への転入学試験は4月当初の入学式の前に、輝翔館中等教育学校の新4年生の前期への転・編入学試験は4月当初の始業式の前に実施されます。後期当初の受入れに係る日程は、各志願校へ問い合わせるよう書かれています。
試験の内容と出願書類
案内ページは、転入学の手続きは在籍校と志願先の高校とで行うので、まず在籍校に相談するよう書いています。内容は次のとおりです。
- 募集定員: 該当する学年・学科の学級数と同数の人員の限度内で、各学校長が定める数を、転入学者の別枠定員として用意する。
- 試験教科・科目: おおむね3教科(国語・数学・英語)と面接。コース等により一部異なる場合がある。職業系の学科では、さらに専門科目(1〜2科目)を受検する場合がある。
- 願書受付: 試験日の2〜3週間前から、各志願高校等で受け付ける。教育課程が継続できるかどうかを、事前に在籍校を通して志願高校等に確認する必要がある。
- 提出書類: 学校で多少違うが、おおむね、願書・住民票の写し(または近い将来その学区に居住することを証明できる書類)・入学選考料と、転学照会書・在学証明書・成績(単位修得)証明書。後者の3つは在籍校が作成する。
- 通学区域: 県立学校は学区制で、住む場所によって志願できる学校が決まる。詳しくは、福岡県立高等学校の通学区域に関する規則を見るよう案内されている。
手続きは、いまの学校から始まります(法令と県の案内)。
定時制(単位制)4校と、その他の案内
定時制課程の単位制の4校(ひびき高等学校、博多青松高等学校、大牟田北高等学校、西田川高等学校)は、別の日程で試験を行います。転入学志願者は、実施校以外の高校等に在学していて修得単位がある人、または修得する見込みの人です。編入学志願者は、高校等に在籍したことがあり、修得単位がある人です。
| 入学時期 | 試験 | 志願資格 | 学力検査等の実施日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|---|
| 4月(前期) | 1期入学試験 | 編入学志願者 | 令和8年2月3日から4日 | 令和8年3月19日 |
| 4月(前期) | 転・編入学試験 | 転・編入学志願者 | 令和8年3月26日 | 令和8年3月30日 |
| 10月(後期) | 転・編入学試験 | 転・編入学志願者 | 令和8年9月10日 | 令和8年9月16日 |
ほかに、県立輝翔館中等教育学校の新4年生の編入学試験は1月に実施され、日程は例年10月頃に公表されるとされています。海外からの編入学は、志願資格や相当する学年・学力などを確認する必要があるため、まず志願する学校に問い合わせるよう書かれています。市(組合)立高校の転入学試験は県立高校の日程に準じて実施され、詳細は設置者である市(組合)教育委員会と志願する学校へ問い合わせる形です。
このページの範囲。福岡県教育委員会が公表している案内の整理です。個別の事情で転入学できるか・合格できるかは判断しません。電話番号と学校の住所は写していません。その年度の日程は、福岡県教育委員会の案内が正です。他の都道府県の公表状況は都道府県別の公開状況で、東京都は都立高校の転学・編入学、大阪府は大阪府の転学の機会、愛知県は愛知県の転入学で確認できます。
よくある質問
欠員がなくても、転入学できますか
県のページは、公立高等学校等の転入学試験について「原則として、全ての高等学校等で転入学試験の受験が可能です」としています。定員については「各学校長が定める数を転入学者の別枠定員として用意しています」と書かれています。欠員の有無を条件とする記載は見当たりませんでした(公式ページに記載なし)。
学校ごとの転入学の受入れ状況の一覧はありますか
県のページにあるのは、2学期制の高等学校6校について、試験の時期ごとに受入れが「可」か「不可」かを示した表です。これは受入れ可能な時期の表で、学校ごとの空き状況の一覧は見当たりませんでした(公式ページに記載なし)。
最初の問い合わせ先はどこですか
県のページは、県立高等学校と県立輝翔館中等教育学校については「志願先学校又は県教育庁高校教育課学事企画係」を問い合わせ先としています。転入学の手続きは在籍校と志願先の高校で行うため、「まずは在籍校に御相談ください」と書かれています。
転学とあわせて確認されやすいこと
- お金: 就学支援金など学費の支援の仕組み
- 続けるか: 休学・退学の違いと、退学後に戻る道
- 時期: 転入学・編入学の受付時期を県別に見る
- 手続き: 転入学の手続きの順番を9道県で比べる
- 条件: 転入学が認められる条件を12道県で比べる
- 書類と試験: 提出書類と試験科目を45都道府県で比べる
- 問い合わせ先: 47都道府県の公式ページ一覧
- 県をまたぐ転居: 元の県と移る先の県で見る順番
- 同じ公開の型の県: 「時期のみ公表」に分類した県の専用ページ(千葉県、神奈川県、京都府、鳥取県、岡山県、広島県、大分県)
- 隣り合う県の専用ページ: 佐賀県(各校へ確認)、熊本県(各校へ確認)、大分県(時期のみ公表)
読む順番の目安: まず受付の時期で期限を確かめ、次に学費の支援を見て、そのうえで手続きの順番を読むと動きやすくなります。続けるか迷う場合は、休学・退学の違いを先に読んでください。
状況別の入口:事情から解説ページへ進む
- 急な転居:県をまたぐ転居の転入学
- 病気で休む:長く休むときの休学・就学支援金・転学/遠隔授業と単位
- いじめを理由に移る:いじめ防止対策推進法とガイドラインの要点
- 外国から帰国した・留学する:帰国した生徒の編入学/外国への留学と単位認定
- 外国籍の生徒の就学支援金:対象になる国籍・在留資格
- 家計の急変:年度の途中で家計が急変した場合の奨学給付金