茨城県教育委員会は、県立高校案内の「入学後の転学・留学」のページで、転学の受入時期と条件を公表しています。保護者の転居を伴う転学は随時対応で、転居を伴わない場合は受け付ける時期が限られます。このページでは、県のページに書かれた時期・条件・手続きの順序を整理します。
転学を受け入れる時期
県のページでは、転学を「高等学校に在学している人が、ほかの高等学校の相当する学年(年次)に学籍を移すこと」としています。受入時期は、保護者の転居があるかどうかで分かれます。
- 保護者の転居を伴う転学は、随時対応です。
- 保護者の転居を伴わない転学などは、原則として第1学年(年次)の9月1日までと、第1学年(年次)を除く学年(年次)の始めです。
転学の4つの条件
県のページは、次の条件を満たすことが必要だと書いています。
- 一家転住、進路の変更、家庭の事情の変化、または健康上の理由により、転学が望ましいと在籍校の校長が認めること。
- いま在籍している学年(年次)の課程を修了する見込みであること。
- 転学にともなって、教育課程の上で継続して学べると、志願先校の校長が認めること。
- 全日制課程では、原則として保護者とともに県内に住んでいること。
手続きの順序と転学試験
- まず、在籍校に相談します。
- 在籍校から志願先の高校へ連絡してもらい、定員に空きがあるか、教育課程の上で支障がないかなどを確かめます。
- 確認のあとで、転学の手続きに進みます。
- 志願先校で転学試験を受けます。その学年(年次)に在籍する生徒と同等以上の学力があること、教育上支障がないことなどが総合的に判断されます。
県外の高校へ移る場合は、手続きの方法が異なることがあります。在籍校を通して、移る先の県の志願先校に問い合わせるよう書かれています。
転居の有無による違い
| 場合 | 受入時期 | 県のページにある留意点 |
|---|---|---|
| 保護者の転居を伴う | 随時 | 在籍校に相談し、志願先校に定員の空きと教育課程上の支障を確かめてもらう |
| 保護者の転居を伴わない | 第1学年は9月1日まで、第1学年以外は学年の始め | 全日制課程では、原則として保護者とともに県内に居住していること |
ほかの県との書き方の違い
茨城県は、転居の有無で受入時期を分け、条件を4つに区切って書いています。栃木県は、転入学の時期を学年の始めとしたうえで、県外からの一家転住などのやむを得ない事情があれば例外にしています(栃木県の公立高校の転入学)。群馬県は、校長どうしの連絡を手続きの中心に置いています(群馬県の県立高校の転入学・編入学)。県ごとに文言が違うため、移る先の県の文言をそのまま読むことが大切です。
このページの範囲。茨城県教育委員会が公表しているページの整理です。個別の事情で転学できるか、合格できるかは判断しません。電話番号とメールアドレス、所在地は写していません。手続きは年度で変わることがあるため、在籍している高校と、県教育委員会の高校教育課に確かめてください。他の都道府県の公表状況は都道府県別の公開状況、受付や試験の時期を県ごとに並べた表は転入学・編入学の受付時期で確認できます。
よくある質問
欠員がなくても、転学できますか
県のページは、志願先の高校に連絡をとってもらい、定員に空きがあるか、教育課程上支障がないかなどを確かめたあとで、転学の手続きをとると書いています。空きがない場合にどうなるかは、公式ページに記載なしです。
学校ごとの転学の受入れ状況の一覧はありますか
県のページに、学校ごとの受入れ状況の一覧は見当たりませんでした(公式ページに記載なし)。受入れの可否は、志願先校での転学試験などで判断されると書かれています。
最初の問い合わせ先はどこですか
県のページは、転学を希望するときは、まず在籍校に相談するよう書いています。県の窓口として、教育庁学校教育部の高校教育課(指導担当)が示されています。連絡先は県のページで確かめてください。
転学とあわせて確認されやすいこと
- お金: 就学支援金など学費の支援の仕組み
- 続けるか: 休学・退学の違いと、退学後に戻る道
- 時期: 転入学・編入学の受付時期を県別に見る
- 手続き: 転入学の手続きの順番を9道県で比べる
- 条件: 転入学が認められる条件を12道県で比べる
- 書類と試験: 提出書類と試験科目を45都道府県で比べる
- 問い合わせ先: 47都道府県の公式ページ一覧
- 県をまたぐ転居: 元の県と移る先の県で見る順番
- 同じ公開の型の県: 「各校へ確認」に分類した県の専用ページ(北海道、青森県、福島県、新潟県、石川県、山梨県、長野県、兵庫県)
- 隣り合う県の専用ページ: 福島県(各校へ確認)、栃木県(各校へ確認)、埼玉県(別システムへ)、千葉県(時期のみ公表)
読む順番の目安: まず受付の時期で期限を確かめ、次に学費の支援を見て、そのうえで手続きの順番を読むと動きやすくなります。続けるか迷う場合は、休学・退学の違いを先に読んでください。
状況別の入口:事情から解説ページへ進む
- 急な転居:県をまたぐ転居の転入学
- 病気で休む:長く休むときの休学・就学支援金・転学/遠隔授業と単位
- いじめを理由に移る:いじめ防止対策推進法とガイドラインの要点
- 外国から帰国した・留学する:帰国した生徒の編入学/外国への留学と単位認定
- 外国籍の生徒の就学支援金:対象になる国籍・在留資格
- 家計の急変:年度の途中で家計が急変した場合の奨学給付金