長野県教育委員会は、県内の公立高校への転校について、「長野県内の公立高校への転校について」というページで、受付の時期と手続きの流れを公表しています。県のページには、転入学は随時受け付けていること、欠員の有無にかかわらず入学を認めるようにしていることが書かれています。このページでは、その考え方と、県が示す手続きの順序を整理します。
県が示す原則と受付の時期
- 県内への転校は、転勤などにともなう県内への一家転住の場合が原則だと書かれています。
- 転入学は随時受け付けていると書かれています。
- 転校の照会を受けた学校は、転入学を希望する人の事情、科目の履修状況、転校後に学校に通い続けられるかどうかなどを検討します。そのうえで、欠員の有無にかかわらず、教育上支障がない限り、入学を認めるようにしていると書かれています。
- 私立高校からの転入学も認めていると書かれています。
転入学校が決まるまでの流れ
県のページは、転入学する学校が決まるまでの手続きを、次の順序で書いています。
- 長野県教育委員会事務局の高校教育課(管理係)に、引っ越し先の通学区と、転入学の連絡校(最初に照会を受ける学校)をたずねます。
- いま在籍している高校から、連絡校に転校の照会をしてもらいます。連絡校は、転校の事情や希望を聞き、通学区内の各高校の状況を踏まえて、転入学の候補校を紹介します。
- 候補校は、転校の事情や在籍校での様子をさらに聞き、転入学試験の結果も参考にして、転入学を認めるかどうかを決めます。
転入学試験は、各校が個別に実施します。県のページには、国語・数学・英語の3教科の場合が多いようだと書かれています。日程や科目が決まっているわけではなく、学校ごとに確かめる事項です。
手続きの3段階:誰が・何をするか
県のページに書かれた順序を、動く人ごとに並べ直した表です。
| 段階 | 動く人 | することと、県のページにある条件 |
|---|---|---|
| 1. 窓口への確認 | 転入学を希望する人 | 県教育委員会事務局の高校教育課(管理係)に、転居先の通学区と転入学の連絡校をたずねる |
| 2. 転校の照会 | いま在籍している高校 | 連絡校へ照会する。連絡校は事情や希望を聞き、通学区内の各高校の状況を踏まえて候補校を紹介する |
| 3. 可否の決定 | 候補校 | 事情や在籍校での様子をさらに聞き、転入学試験の結果も参考にして可否を決める。試験は各校が個別に実施(国語・数学・英語の3教科の場合が多い) |
県のページの更新日は2019年12月17日です。更新から年数がたっているため、手続きの細部が変わっていないかは、県教育委員会の高校教育課に確かめてください。
欠員の扱いは県ごとに書き方が違う
転入学の条件に「定員の上で余地があること」と書いている県があります(福島県の県立高校の転入学・編入学)。長野県のページは、欠員の有無にかかわらず入学を認めるようにしていると書いています。どちらの県が有利ということではなく、県ごとに書き方が違うため、移る先の県の文言をそのまま読むことが大切です。
このページの範囲。長野県教育委員会が公表しているページの整理です。個別の事情で転入学できるか、合格できるかは判断しません。電話番号とメールアドレス、所在地は写していません。手続きは年度で変わることがあるため、在籍している高校と、県教育委員会の高校教育課に確かめてください。他の都道府県の公表状況は都道府県別の公開状況、受付や試験の時期を県ごとに並べた表は転入学・編入学の受付時期で確認できます。
よくある質問
欠員がなくても、転入学できますか
長野県のページには、転校の照会を受けた学校は、転入学を希望する人の事情、科目の履修状況、転校後の就学の可能性などを検討し、欠員の有無にかかわらず、教育上支障がない限り、入学を認めるようにしていると書かれています。
学校ごとの転入学の受入れ状況の一覧はありますか
長野県のページに、学校ごとの受入れ状況の一覧は見当たりませんでした(公式ページに記載なし)。県のページは、通学区内の各高校の状況を踏まえて、連絡校が転入学の候補校を紹介する流れを書いています。
最初の問い合わせ先はどこですか
県のページは、長野県教育委員会事務局の高校教育課(管理係)に、転居先の通学区と転入学の連絡校をたずねるよう書いています。連絡先は県のページで確かめてください。
転学とあわせて確認されやすいこと
- お金: 就学支援金など学費の支援の仕組み
- 続けるか: 休学・退学の違いと、退学後に戻る道
- 時期: 転入学・編入学の受付時期を県別に見る
- 手続き: 転入学の手続きの順番を9道県で比べる
- 条件: 転入学が認められる条件を12道県で比べる
- 書類と試験: 提出書類と試験科目を45都道府県で比べる
- 問い合わせ先: 47都道府県の公式ページ一覧
- 県をまたぐ転居: 元の県と移る先の県で見る順番
- 同じ公開の型の県: 「各校へ確認」に分類した県の専用ページ(北海道、青森県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県、石川県、山梨県)
- 隣り合う県の専用ページ: 新潟県(各校へ確認)、群馬県(各校へ確認)、山梨県(各校へ確認)、静岡県(学校別の一覧まで公表)、岐阜県(確認できず)
読む順番の目安: まず受付の時期で期限を確かめ、次に学費の支援を見て、そのうえで手続きの順番を読むと動きやすくなります。続けるか迷う場合は、休学・退学の違いを先に読んでください。
状況別の入口:事情から解説ページへ進む
- 急な転居:県をまたぐ転居の転入学
- 病気で休む:長く休むときの休学・就学支援金・転学/遠隔授業と単位
- いじめを理由に移る:いじめ防止対策推進法とガイドラインの要点
- 外国から帰国した・留学する:帰国した生徒の編入学/外国への留学と単位認定
- 外国籍の生徒の就学支援金:対象になる国籍・在留資格
- 家計の急変:年度の途中で家計が急変した場合の奨学給付金