いまの高校からほかの公立高校へ移る、いわゆる転校は、栃木県の案内では「転入学」と呼ばれています。栃木県は、「公立高等学校転入学情報」のページに、公立高校への転入学を希望する人向けの案内(PDF)を載せています。案内には、転入学の時期は学年の始めが原則で、県外からの一家転住などやむを得ない事情があるときは例外になると書かれています。このページでは、その案内の内容を整理します。
転入学とは何か・移れる学科
- 転入学とは、いま高校に在籍している人が、ほかの高校の相当する学年に学籍を移す(入学する)ことです。
- 転入学を希望できる高校は、同じ課程・同じ学科が原則です(課程は全日制・定時制・通信制の区分です)。
転入学の時期
- 時期は、学年の始めが原則です。ただし、県外からの一家転住など、真にやむを得ない事情がある場合は、この限りではないと書かれています。
- 通信制課程は、学年の始めのほかに、2学期(または後期)から入学することもできます。
- 転入学考査(転入学のための試験)の日は各高校が定めます。希望する高校のホームページで確かめるよう書かれています。
手続きと考査の内容
- 転入学を希望するときは、在籍校を通じて、県教育委員会の高校教育課の指導担当に問い合わせます。
- 転入学の手続きは、在籍校と志願先校の間で行います。
- 考査の内容は、各高校が定めます。
教育課程が違うために、修得しなければならない単位が足りなくなる場合は、転入学のあとに適切な方法で不足分を補うことがあると書かれています。
案内に書かれている項目の整理
| 項目 | 案内の記載 | 決める人 |
|---|---|---|
| 移れる学科 | 同じ課程・同じ学科が原則 | 案内に記載なし |
| 時期 | 学年の始めが原則。やむを得ない事情があれば例外。通信制は2学期(後期)からも可 | 考査日は各高校 |
| 考査の内容 | 各高校が定める | 各高校 |
| 手続き | 在籍校と志願先校の間で行う | 在籍校・志願先校 |
| 転入学後 | 単位が不足する場合は、不足分を補うことがある | 案内に記載なし |
ほかの県との書き方の違い
栃木県は、時期を「学年の始めが原則」とし、例外の理由を一家転住などに限っています。茨城県は、保護者の転居を伴う転学を随時対応とし、転居を伴わない場合の時期を分けています(茨城県の県立高校の転学)。長野県は、受付を随時としたうえで、欠員の有無にかかわらず入学を認めるようにしていると書いています(長野県の公立高校の転入学)。県ごとに文言が違うため、移る先の県の文言をそのまま読むことが大切です。
このページの範囲。栃木県が公表している案内の整理です。個別の事情で転入学できるか、合格できるかは判断しません。電話番号とメールアドレス、所在地は写していません。手続きは年度で変わることがあるため、在籍している高校と、県教育委員会の高校教育課に確かめてください。他の都道府県の公表状況は都道府県別の公開状況、受付や試験の時期を県ごとに並べた表は転入学・編入学の受付時期で確認できます。
よくある質問
欠員がなくても、転入学できますか
栃木県の案内には、欠員や定員の余地についての記載は見当たりませんでした(公式ページに記載なし)。書かれているのは、時期は学年の始めが原則であること、考査の内容は各高校が定めることです。
学校ごとの転入学の受入れ状況の一覧はありますか
案内に、学校ごとの受入れ状況の一覧は見当たりませんでした(公式ページに記載なし)。考査の日は各高校が定めるとされ、希望する高校のホームページで確かめるよう書かれています。
最初の問い合わせ先はどこですか
案内は、転入学を希望するときは、在籍校を通じて、県教育委員会事務局の高校教育課(指導担当)に問い合わせるよう書いています。連絡先は案内で確かめてください。
転学とあわせて確認されやすいこと
- お金: 就学支援金など学費の支援の仕組み
- 続けるか: 休学・退学の違いと、退学後に戻る道
- 時期: 転入学・編入学の受付時期を県別に見る
- 手続き: 転入学の手続きの順番を9道県で比べる
- 条件: 転入学が認められる条件を12道県で比べる
- 書類と試験: 提出書類と試験科目を45都道府県で比べる
- 問い合わせ先: 47都道府県の公式ページ一覧
- 県をまたぐ転居: 元の県と移る先の県で見る順番
- 同じ公開の型の県: 「各校へ確認」に分類した県の専用ページ(北海道、青森県、福島県、群馬県、新潟県、石川県、山梨県、兵庫県)
- 隣り合う県の専用ページ: 福島県(各校へ確認)、茨城県(各校へ確認)、群馬県(各校へ確認)、埼玉県(別システムへ)
読む順番の目安: まず受付の時期で期限を確かめ、次に学費の支援を見て、そのうえで手続きの順番を読むと動きやすくなります。続けるか迷う場合は、休学・退学の違いを先に読んでください。
状況別の入口:事情から解説ページへ進む
- 急な転居:県をまたぐ転居の転入学
- 病気で休む:長く休むときの休学・就学支援金・転学/遠隔授業と単位
- いじめを理由に移る:いじめ防止対策推進法とガイドラインの要点
- 外国から帰国した・留学する:帰国した生徒の編入学/外国への留学と単位認定
- 外国籍の生徒の就学支援金:対象になる国籍・在留資格
- 家計の急変:年度の途中で家計が急変した場合の奨学給付金